「成功するWEBサイトの法則」Web Derector's Idea
Twitterによるプロモーションのススメ
2010年3月 7日 07:05ITTIスタッフ
「Twitter(ツイッター)」を利用していなくても「聞いたことがある」「知っている」方は多いと思いますが、自社のプロモーションに活用している中小企業はインターネット関連企業以外は少ないのが現状です。
今回はTwitterの使い方から、利用状況、プロモーションの成功事例、失敗例をご紹介いたします。
Twitterとは?
「今、何してる」を140文字内でつぶやくだけのシンプルなサービスです。他人のつぶやきを閲覧することができ、あなたのつぶやきも他人が閲覧することができます。
気になるユーザーを登録(フォロー)すると、そのユーザーのつぶやきがあなたのつぶやきにも表示されるようになります。逆にあなたのつぶやきがフォローされることもあります。

▲(左があなたがフォローしている数。右がフォローされている数)
「ブログとはどう違うのか?」と尋ねられることがありますが、ブログは時間をかけた長文になりますが、Twitterは短文でリアルタイムな情報を発言するところが大きな違いになります。
Twitterの使い方
まずは「Twitter」でアカウントを発行してください。Twitterを始めなくても他の方にアカウント名を取得されないようにアカウントだけでも取得しておくことをお勧めします。
アカウントを取得したらさっそく何かつぶやいてみましょう。例えば新宿に打ち合わせに訪れた場合は「新宿なう」。EC-サイトなら新しい商品の入荷を「●●の新商品が入荷しました」などと、つぶやいてみてはいかがでしょうか。
文字数は最大140文字ですが、140文字以上の場合は複数回に分けてつぶやきます。URLなどは自動的に短縮されて投稿されます。
Twitterで会話する
Twitterは一方的な発言だけではなく、会話も成り立ちます。
例えばITTIのつぶやきに対して返信する場合は、「@」マークをつけて「@ITTI その内容わたしもそう思います」、「@ITTI その椅子はこちらで売っていましたよ」などと返信することができます。
ただし、返信されたユーザーがあなたからの返信つぶやきに気づかない場合もあります。
つぶやきを引用する場合は「RT」を付けます。ITTIが「新宿ハンズでタイムセールス中」とつぶやきます。あなたは自分のフォロワーたちにもその情報を流したいときに「RT @ITTI 新宿ハンズでタイムセールス中」や、「会社帰りによってみたい。RT @ITTI 新宿ハンズでタイムセールス中」とつぶやきます。
上記のように引用にコメントを付けている場合は「RT」ではなく「QT」としている場合もありますがどちらでも可能です。
Twitterのつぶやきをまとめるハッシュタグ
プロモーションに活用できるのがこの「#」ハッシュタグです。
例えば「この商品についてご意見がある方は#shohinを付けてつぶやいてください」とすると、ユーザーはハッシュタグ「#shohin」を付けて感想をつぶやきます。
下記のURLにアクセスするとHNK(#NHK)についてのつぶやきを見ることができます。
http://twitter.com/#search?q=%23nhk
Twitter基本操作のまとめ
「@ユーザー名」で、そのユーザーに向けての発言ができる。
「RT @ユーザー名」もしくは「QT @ユーザー名」で、他のユーザーのつぶやきを引用。
「#任意」で、つぶやきをまとめることができる。(例:#NHK)
以上の3つで問題なくTwitterを楽しむことができます。
Twitterの利用状況
2010年3月1日の富士通総研の調査によると、「Twitter」という言葉を知っている人は70.2%となっていますが、利用している人は8.2%と低い数字になっています。
年代別に見ると10代が多く、Twitterをコミュニケーションツールとして活用しているようです。
30~40歳代のユーザーは気になるユーザーのつぶやきから情報を収集するツールとして活用しているようです。
企業からのつぶやきを敏感にフォローし、つぶやきを広げていくのは10代~20代のユーザーが中心のようです。
Twitterを活用したプロモーション
現在、いくつかの企業がTwitterを活用したプロモーションをおこなっていますが、「成功」と呼べる事例はまだ少ないのが現状です。
リアルタイムの情報配信に適しているとはいえ、ユーザーとの信頼感の構築が必要となるので長期的なプロモーション活動となるためです。
「コカ・コーラ」
ポータルサイト「コカ・コーラ パーク」でオンラインビンゴゲームを展開。ビンゴゲームにあわせて「#CCPark」というハッシュタグを用意し、メルマガやブログでTwitterを紹介して短期間に1,000名以上のフォロワーを獲得。フォロワーに対して定期的に商品をつぶやき、自動販売機に向かってもらうようなプロモーションをおこなっています。
商品のつぶやきには商品名だけではなく、地域や気温などの情報も含んでいるのがポイントのようです。
「ターミネーター4」
映画公開に合せてTwitterによるプロモーションを展開。ユーザーは映画に登場するレジスタンスの一員として、映画にまつわる情報をつぶやき、口コミによる告知を広げていくことになります。
ユーザーはレジスタンス口調でつぶやくため、映画の世界観とマッチしたプロモーションになっています。
「グリコ」
グリコがプロモーションをおこなったわけではなく、ユーザーから派生したプロモーション事例になります。
Twitterで「ドロリッチなう」とつぶやくユーザーが多く、「ドロリッチなう」とつぶやくユーザーに対して自動的に返信する「Twitter Bot」や、イラストを描くユーザーが増加。
Bot制作者や、イラストを描いたユーザーに対してグリコが感謝のメールを送ることで「ドロリッチなう」の波が拡大し、結果的に大規模なプロモーションとなりました。
既に「ドロリッチ」が多くのユーザーにつぶやかれており、それを見逃さずプロモーションに活用し成功したよい例かと思います。
Twitterの失敗事例
飲料メーカーのUCCが「Twitter Bot」を利用し、UCCのTwitterが炎上してしまった失敗例があります。
グリコの「ドロリッチ」同様にTwitter Botを利用したプロモーションですが、「コーヒー」「懸賞」といったUCCとは関係性の薄いキーワードに自動返信し、返信内容がキャンペーンサイトへ誘導する無差別に近い宣伝であったことから炎上してしまいました。
これはTwitterを一方的な告知ツールと誤ったところに失敗があったと思います。また、ドロリッチのBotが個人ユーザーの開発に対して、UCCは宣伝用に企業が開発したところにも違いがあります。
Twitterをプロモーションとして始めてみる
まず、また、自社のサービス、商品がTwitterを利用するユーザーと親和性が高いのかを考慮する必要があります。同様の商品、サービスを検索して、多くの方がつぶやいている場合は初めてみても良いかと思います。
Twitterを始めたら、自社商品、サービスをつぶやいているユーザーを探し、フォローすることから始めましょう。
慣れてきたらメッセージを送っても良いかとおもいます。また、ネガティブな発言にも誠意をもったメッセージを送ることでファンにすることができます。
闇雲にフォローしてつぶやくのは止めておきましょう。スパムとして通報され、最悪アカウントを削除されます。
ユーザーとの関係を構築する長期的なプロモーションであることを理解してTwitterを活用する必要があります。
自社商品、サービスの告知意外にも社内の出来事や、有益な情報をつぶやくことで自然にフォロワーが増えていきます。まずは気軽につぶやいて、フォロワーを増やしていきましょう。




