2007年インターネットで最もインパクトのあったのは、携帯サイトに関するサービスの充実ではないでしょうか。
“携帯検索エンジンの浸透”、“iPhoneの登場”、“携帯AdSense”、“ワンセグ”、“Windowsモバイルを搭載した携帯” 等々。
携帯サイトを悪用、利用した事件に関わるのも10代、20代前半が主でしたが、2007年は30代~50代が目立ちました。もはや携帯でホームページを閲覧するのは一般的になっています。
2007年の携帯サイト周辺の状況を見ながら、2008年の携帯サイト運営を考えてみましょう。
■携帯サイトの利用率に関して。
携帯電話の性能が良くなり、携帯電話でのインターネット利用率も、PC並の利用率になってきています。
【携帯電話、PCのインターネット利用時間】
携帯電話でもPC並に長時間インターネットをしていることが分ります。
【インターネットへの接続端末】
「携帯、PCの両方を利用する」 ユーザーを入れると携帯とPCの差はほとんどないとことが分ります。
ゲーム、音楽のコンテンツを楽しむには携帯を利用するユーザーが多いようです。
■携帯検索サイトに関して。
携帯検索サイトの利用率は91.6%となっています。世代別に見ても携帯検索サイトを利用したユーザーは90%を超えています。
未だ公認サイトが有利な状況ですが、非公認の勝手サイトでも十分戦える状況になりつつあるので、“携帯検索エンジン対策”が必要になります。
【キャリアごとの利用する携帯検索サイト】
ドコモ、ソフトバンクはYahoo!モバイルの利用率が高いですが、「au」はGoogleを採用してからGoogleとYahoo!は同率になっています。ドコモも先日Googleとの提携を発表したところで、Googleの携帯検索サイトのシェアは拡大するでしょう。
【携帯検索サイトを利用する頻度】
56%のユーザーが3日に1度は何らかの情報を得るために検索エンジンを利用しています。
【携帯検索サイトを利用する時】
「自宅でTVを見ながら」、「就寝前」に携帯サイトを利用するユーザーが多くいます。
また「暇つぶし」として携帯サイトでショッピングをするユーザーも多くいます。電車内は地下鉄では電波が届かないことが弊害になっているのが考えられます。
【携帯検索サイトで検索のきっかけとなったもの】
「携帯で検索するきっかけ」では、「電車・タクシー」「ラジオ番組」が、合わせて約14%のユーザーが存在します。「PCで検索するきっかけ」では「電車・タクシー」「ラジオ番組」は、ほぼ0%に近い統計でした。
電車の中吊り広告、ラジオCMを活用している場合、モバイルサイトを用意し、モバイルサイトへのアクセスを誘導することでユーザーを取りこぼすことなく集客できます。
【携帯検索サイトで検索した情報】
男女共、音楽情報が1位となりました。「着メロ・着うた」の人気の他、携帯ショップでも音楽CD・DVDの売り上げが上位になっています。「音楽の情報、購入は携帯から」というのが定着しつつあるようです。
「交通情報」は主にサラリーマンなどの中高年のユーザーが利用しています。
【よく利用する携帯検索エンジン】
今現在、Yahoo!モバイルが1位ですが、NTTドコモがGoogleと提携したことにより、Googleのシェアが伸びることが予想されます。
「2~3ページ」が最も多く45.1%、次いで「6ページ以上」の25.1%となっており、「1ページ」との解答は最も少なく、これは世代別に見ても同様の現象でした。
世代別では10代が「6ページ以上」が最も多く、20代~40代は「2~3ページ」が最も多い。
以上が携帯検索サイトに関する2007年の状況です。
どの世代でも携帯検索サイトを利用して情報を求める習慣が出てきています。
特に女性は自宅にPCを所有している人が少なく、会社のPCで個人の情報集をし、帰宅後にさらに携帯で情報を収集するケースが多くあります。
また、「PCはあまり使えないが、携帯は使いこなせる」若年世代は、近くにPCがあっても、携帯で情報を収集します。(主婦層にも当てはまります)
携帯は「画面が小さく、文字を打ち込むのも大変だ」と思うかも知れませんが、若年世代は、「PCはいちいち何かを立ち上げたり面倒で、手軽に使えるツールではない」と感じるようです。
「携帯サイトの方が文字数に限りがあり、端的で無駄のない情報」となっているのも携帯サイトの人気ではないでしょうか。
携帯サイトの運営ですが、携帯サイトにも検索エンジン最適化が必要になります。
Google、Yahoo!が提供するサイトマップを利用すると300ページの携帯サイトを短期間にインデックスされ、検索上位にも表示されるのを実験として確認しています。“html”、“PHP”どちらのファイルでも確認済みです。
各キャリア、PCサイトを自動で振り分けている場合、検索エンジンのクローラーがページを収集弊害となる場合があるので、各キャリア毎のサイトを作るより、3キャリア対応のサイトにした方が、検索エンジン対策、予算の面でもよい結果が出る場合があります。
運営する携帯サイトのユーザーに合わせて柔軟に、サイトデザイン、検索エンジン対策などを検討して運営するのがよいでしょう。
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