最近はCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の導入などで、ニュースや、プレスリリースなどの文字中心のページ追加作業は誰でも簡単にできるようになってきました。担当スタッフには文章に対しての知識が必要になってきています。
「伝える」から「伝わる」文章にするにはどのようにすればよいのでしょうか?
今回は、WEBサイト文章術の基本をご紹介いたします。
■ホームページの文章術基本
1)一行の文字数は30文字~40文字。
これは、眼球を動かさないでも目で文章を追える長さです。
文字を読んでいき、次の行を読むときに読み飛ばすことなくスムーズに読み進めます。
2)3行~5行を1ブロックとして改行を入れる。
改行がない長い文章は読みつらいものです。
3行~5行を1ブロックとして、改行できる文章を書くように心掛けましょう。
3)要点は、箇条書きにする。
情報を整理して読ませる箇条書きは、とても伝わる書き方です。
文章を書いた最後に「まとめ」として要点を箇条書きするのも効果的です。
4)句点、読点を若干多めにする。
手紙や、雑誌、新聞などの紙媒体より、読点を少し多めに使ってみましょう。
また、長い文章は一旦、句点を入れて切りましょう。
5)難しい漢字を避ける。
ワープロソフトはひらがなを自動で変換できるため、ついつい手書きでは書かないような難しい漢字を使ってしまうことがあります。気をつけましょう。
また、漢字ばかりの文章にならないようにも気をつけましょう。
6)専門用語、独自名称を使わない。
あなたの会社のサービス、商品が頻繁に使われることのない場合は特に気をつけましょう。
よくあるケースの一例を紹介しましょう。カクテルパーティーの企画で、名称が「スプラッシュ・ライト」となっている場合、お知らせの見出しが「9月20日スプラッシュ・ライトを開催!」となっているケースです。これでは何が何だか分りません。
「9月20日 カクテルパーティー「スプラッシュ・ライト」を開催!」とするのが分りやすい。また、参加無料の場合は忘れずに「無料」と記載しましょう。
7)色をむやみに変更しない。
目立たせようとするあまり、むやみに色を変える場合や、色を多く使う場合があります。
もっとも悪いケースは見にくい色を使ってしまうケースです。下記の文字は認識しやすいですか?
12345123451234512345
モニターを明るく設定している人や、お年寄りには可読性が悪くなります。できるだけ追加する色は一色だけ、ここぞという箇所だけ文字色を変更するようにしましょう。
8)太字(ボールド)や括弧(カッコ)などを使い、情報にメリハリをつける。
文章を目立たせるには太字、もしくは括弧を利用することで注目させることができます。
一例を紹介します。 時間:8時から 【時間】 8時から <重要>
9)機種依存文字に気をつける。
機種依存文字とは、ウインドウズでは表示できるが、マッキントッシュでは表示できない。またはその逆となる文字です。
代表的なものでは「まる1」があります。ここではあえて使いますが、「①」はウインドウズユーザーには丸の中に数字の1が表示されていますが、マッキントッシュユーザーには「月」と表示されています。
■よく使ってしまう機種依存文字
これらの文字は互換性が無いため、正確には表示されません。
10)スタイルを統一する。
よくあるのが、全角、半角が混在しているケースです。
一例を紹介します。 「2007年10月20日」(西暦が全角、月日は半角です)
数字は半角を使用します。数字が1文字だけの場合は、全角を使っても良いですが、書き始める前に「数字は全て半角で書く」などと決めておきましょう。
また、スペースの空きも半角、全角どちらにするのか、括弧の( )は半角、全角を使用するのかも事前に決めておきましょう。
ニュースを複数人で投稿している場合は、簡単なガイドラインを作成するとよいでしょう。
以上の10項目はホームページの文章にとどまらず、メールの書き方にも応用されます。
初めは大変ですが、すぐに身につき習慣になります。がんばりましょう!