検索連動型広告を利用する企業、広告費は年々増えており、今では人気キーワードにはワンクリック5,000円台というのもよくあります。
検索連動型広告が日本でも開始された時には、ビックキーワードも最低入札額で出稿できましたが、アメリカでは既に人気キーワードは中小企業が入札できない状況でした。
今回は、検索連動型広告の出稿から、運営までを解説いたします。社内で検索連動型広告を管理されているスタッフは是非、ご参考下さい。
検索連動型広告は、オーヴァーチュア(Yahoo!子会社)の「スポンサードサーチ」、Googleの「AdWords」があります。
ほかにも「LISTOP」などがありますが、スポンサードサーチと、AdWordsの2つで良いでしょう。
スポンサードサーチ、AdWords、共に広告の掲載先が違うのでまずは確認してみましょう。
スポンサードサーチは、検索サイト、ニュース系が多く、AdWordsは、検索サイト、情報系、ショッピングの他に、プロバイダーのオフィシャルサイトに広告が掲載されます。
広告出稿がどちらか一つだけとなる場合は、自社サービスのターゲット層を想定して、スポンサードサーチか、AdWordsに出稿すると良いでしょう。
日本では、圧倒的にYahoo!利用者が多い。単にクリック率を上げるなら、スポンサードサーチを利用してYahoo!に広告掲載するのが良いでしょう。
パソコンのトップページに設定しているサイトはYahoo!が60.5%に対して、Googleはわずか8.8%です。
特に、10歳代~20歳代の女性の71.3%はブラウザのトップページを「Yahoo!」に設定しています。
ネットアクセス時に利用したサイトでもYahoo!が91%、Googleが56.8%、楽天が45.7%、MSNが27.6%、gooが27.6%となっています。
一般的にYahoo!からはライトユーザーが、Googleからはヘビーユーザーがアクセスしてくる傾向にあります。
商材によって出稿先を選択するか、もしくは、Yahoo!、Google、それぞれのランディングページを用意するのもよいでしょう。
検索連動型広告は入札額の高さ、クリック数の多さなど、独自のアルゴリズムから、表示される順位が決定されます。
つまり、入札額の多さが1位でも、クリック数が少なければ、入札額の低いクリック数の高い広告の方が上位に表示される場合もあります。が、一般的には入札額が多い広告の方が上位に表示される傾向にあります。
1ページ目の一番上に広告が表示されるのが良いですが、競争が激しくワンクリックの金額も高く、広告予算が圧迫されます。
多くのユーザーは検索結果のページ、3ページ目までは閲覧する傾向にあります。下記の調査では75.5%います。
キーワードですが、人気の高いビックキーワードは入札額も高騰しており、ROI(費用対効果)を考えると、ビックキーワードとミニキーワードを組み合わせた複合キーワードが良いでしょう。
下記の調査では43.7%のユーザーが複合キーワードを使って検索しています。
1つのキーワードでの検索に満足できず、2つのキーワードに切り替えて検索するユーザーが多いことがわかっています。単一のキーワードを設定するよりも、効果的な複合キーワードを洗い出すことが、もっともROIを向上させることになるでしょう。
次にユーザーの検索結果ページの目の動き(アイトラッキング)とクリックについてのデータです。
Yahoo!、Googleの検索結果の画像は、左が検索結果の上部に広告が表示されているデータ。右が検索結果の上部に広告が表示されていないデータです。
Yahoo!ユーザーより、Googleユーザの方が視線の動きが全体的に及んでいることがわかります。
Yahoo!に広告を出稿する場合は、上部に表示させる必要がありますが、Googleでは必ずしも上部でなくてもユーザーは下部の広告も見ているのです。
クリック率に関しては、大手比較サイト(価格COM、ウエディングパークなど)が上もしくは下に表示されている場合、クリック率が低下することが分かりました。
自社のサイトの上もしくは下に大手比較サイトが表示されている場合は、自社名などでも広告出稿する方が良いでしょう。
大手比較サイトが表示されている上下のサイトのクリック率がかなり低下していることが分かります。